初投稿。

なんだか無性にブログ開設したくなり思い返せばかれこれ10年以上、高校時代以来のまともな、しっかりとしたブログを始めてみようと思う。
隠しても仕方ないから正直に言う。
いま、わたし、酔ってる。
昔はジントニック5〜6杯呑んだってケロリとしていたのに。老いとは怖い。5%のお洒落ビール一気飲みでほろ酔い。YouTubeでかわいい女の子の晩酌動画を眺めるという日々の任務を果たしつつスマホを開き、気付けばブログ開設していたイマココ。
スマホと指さえあればなんだって出来てしまう世の中である。ちなみに今もしAmazonを知らいてしまったら明日の朝地獄を見ることになるのは容易に想像できる。そのくらいの判断力はまだ残っているから自制しておく。えらいぞ、わたし。
ちなみにAmazonの閲覧履歴は9割お犬グッズである。


さて、開設したもののジャンルやら方向性やらまったく考えずに始めてしまい完全に迷走の海を彷徨いつつも本来マイペースな性格なのでのんびりまったり、需要なんて全く無いであろう自己紹介なんてものをしてみたいと思う。
ただ行き当たりばったり酔っ払いテンションである。ここでこれから書くことの一体どれだけが事実であるか。わかるのはきっと明日の朝のわたしのみぞ知る。そもそもブログ開設したことすら覚えているかも怪しい。頼むぞ、明日のわたし。


わたし。これまでありとあらゆるブログやSNSで色々な一人称を語ってきたが結局のところシンプルイズベストにたどり着く。わたしはわたし。
わたしは犬と暮らしている。
トイプードルとチワワのミックス犬。チワプーの男の子御歳3歳。11月で4歳。黒と灰色が混ざったような毛色でふとした表情が吉岡秀隆に似ている。

せっかくなので今回は愛しの愛犬との出逢いについて語ってみる。

わたしとアルの出逢いは、
アルというのは愛犬の名前で、無論、わたしの人生のバイブル『鋼の錬金術師』のアルフォンス・エルリックくんから頂いた。幾つか候補を用意していたものの、順に呼んでいってみたところ反応したのがアルだったのだ。ちなみに他の候補は、カイロレン、土方、おはぎなどがあった。残念ダークサイド。

話を戻そう。
アルと出逢ったのは県内にあるショッピングモールのペットショップだった。わたしの実家はペット禁止の団地で、子供の頃からメダカやエビなんかは飼っていたものの哺乳類をペットにしたことはなく、友達の家の犬やハムスターを見ては憧れを抱き、いつか猫を飼いたいと夢見ていた。
ペットショップに足を踏み入れる機会があれば猫を眺め、毛のある動物が飼えないならばトカゲやカメレオンだってありなんじゃないかなぁなどと考え始めていた矢先、紆余曲折ありあれよあれよで一軒家に引っ越すことになったのである。
人間は夢を追い掛けている間は必死だが、いざ宝が手の届く目の前に現れると警戒し戸惑ってしまうものだ。
新生活が落ち着いたある日、運命の日は訪れる。
例の如く動物園訪問感覚で、かわいいにゃんこいねぇがぁ〜と足を踏み入れたペットショップにて、ガラスケースの中から必死に鍵に噛み付くぽわぽわを見つけてしまった。
黒くてちっこくて寂しい毛並(後に実家の母に『温水』と呼ばれる)を見た瞬間に脳天を貫かれる感覚に陥ったのである。
猫でも無ければトカゲでもない、これまでの人生において交わることなど無いであろうと思っていた犬。わんこ。dog。

走馬灯の逆バージョンのように、物凄い勢いでわたしの脳内を目の前にいる黒い毛玉と共に歩む人生が再生されていったのだ。無論、妄想である。
こいつと生きていったら幸せだろうな。満たされるだろうな。心が豊かになるだろうな。
だがしかしわたしは犬を飼ったことがない。井上陽水の『傘がない』よろしく、飼ったことがない。
そう簡単に一目惚れで決めていい決断ではない。それくらいはわかる。命の重さを繰り返し学んだ世代だ。
この時黒い毛玉は生後3ヶ月。後々気付いたことだが、他のガラスケースの血統書付きの子犬と比べると3分の1程の値段であった。
それから約1ヶ月、週1ペースで片道1時間程のペットショップに通う日々。
忘れられなかったのだ。ガラスケースの中から扉の鍵をこじ開けようと必死に噛み付きぶつかる健気ながらも強く生きようとする小さな命が。

そして運命の日。
その日わたしは友人と某ドラえもんとずぶずぶのファミレスで夕飯を食べていた。友人は無類の犬好きで、わたしがペットショップで犬に一目惚れし家族に迎えようと考えていると話すととても喜び背中を押してくれた。
サラダからの雑炊で程よく体温が上がってきた頃、ペットショップのサイトを開いた。無論わたしの推し犬を見せるためである。この子がわたしの推しなんだけど〜と、サイト内の犬のページを開き黒い毛玉を探し始めて数秒。指先が止まった。心臓も止まりかけた。


半額になってる……?


そう。半額になっていたのだ。
初めて出逢った日ですら他の子犬と比べれば格安だった毛玉が、そこからさらに半分の値段になっていたのだ。
具体的な値段は伏せておくが、今思っても信じられない程に驚きの値下げ。ジャパネットもびっくりである。
決心した。これはいるかいないかわからない神からのお告げであると解釈した。あの子を我が子にしようと決意した瞬間である。



あの日から約3年。格安毛玉は大きな病気もせずすくすくスタイル抜群のイケメンチワプーに育っている。
わたしにとっては愛犬であり我が子であり相棒であり彼氏のようなかけがえのない存在である。

アルを迎えて2ヶ月ほどで、わたしの身に降り掛かった出来事によってより一層アルへの愛情と依存が深まってしまったのだがそれに関してはいつか機会があったら綴りたいと思う。


これがわたしとアルのはじまり。
個人的にはサトシとピカチュウにも負けない馴れ初めであると自負している。苦情は受け付けません。ちなみにポケモンはエレズンが好き。


つらつらと書き進めてみたものの、このブログの方向性は相変わらず決まりそうにもないがおそらく愛犬について語ることが多くなると思われる。
もしこの記事を読んでくださる酔狂な方がいるならば、わたしの感謝の気持ちをシャンディガフに乗せてお贈りしたい。こんな世の中なのでエアで乾杯。



最後に。
三度の飯より犬が好きではあるがジャニーズも好きなのがわたし。遡れば幼稚園児の頃に堂本光一さまに恋をしてから、生田斗真相葉雅紀と遍歴を重ねいま現在は健人寄りの箱推しセクラバ。
機会があればそういった方向のブログも書いてみようかななどと思ってみたりみなかったり。

兎にも角にも今宵は5%のお洒落ビールの悪戯により、酔いと勢いに任せて久方振りにブログを書いてしまったわけである。酒のせいにするのが大人の悪いところ。
もしも二度目の更新があるとすればまたアルコールの力を借りた時になるだろう。
それでは、風呂に入って最近気になる毛穴のケアでに行くか。



明日のわたしへ。おやすみ。